初老夫婦の気ままな一日

街中散歩.デジカメ写真.暮らしの風景.夫婦の語らい.そんな暮らしも容易いようで難しいのです。

会話

時間のかかる会話5

この頃の夫との会話は、少々時間がかかります。

以前から少々聞こえづらさはあったのですがいよいよ聞き取りにくくなってる感がします。

一言の会話を、3・4回聞き返してきます。

よく似ている語呂の、全く違う意味にとれる言葉に聞こえるようで

テレビの音、私との日常の会話、他人との会話・・

どれにも共通して聞き取れて無いことがわかります。

気の毒とは思ったのですが、「この頃、話が聞き取りにくくなったね。」と

伝えたのですが、いくらか本人も気になっているみたいで納得していました。

でも、そのことに対処しようという気はないらしく、いつもの通りです。

他人と話す機会はとても少ないのですが、それでも不都合が出てくるのでは

ないかと私は気になっています。

病院に行く気もなく、補聴器を使用しようという気もなく送る日々です。

私との会話の中では、しっかり意味が通じるまで何度でも聞くし

何度でも言葉を繰り返して聞き取ってもらっていますが、話が前に進まない。

少し前頃は、ちんぷんかんぷんな問答に苛立ったりしていましたが

落ち着いて真面目にやり取り出来るようになったら、珍問答を笑えるように

なりまして、苦に感じなくなっている私がいます。

背負ってるリュックの蓋が全開したままなのに気づかずに帰ってきたり

色んな物を片付け忘れたり、勘違いしたり・・。

70歳を目前にして、日常の夫に衰えを感じるようになりました。

退職して5年目、したいことを気ままにしてもらうことと、家事を分担して

毎日、家中の掃除を任せるようになり、家計も託しています。

緻密な家計簿を自分で作成し、細やかな収支に気を配っています。

夫はここ2年ほど、こんなに笑う人だったのかと驚くくらい笑うように

なりました。そして、大丈夫かと心配になるくらい昼夜問わず寝ます。

時間に束縛されないので、好きに一日を過ごしていますからね。

私の体調の悪い今頃の季節は、買い物も殆ど一人で行ってもらいます。

ぼーっとしていられる時間ばかりでもなく、日々歩く時間も多くて

心身ともに健康だと思うのですが、何だかふと気になる日もあります。

耳の遠くなるのは仕方ないけど、頭の回転だけは鈍らせないでと。

こちらでは、70歳になると交通機関のパス券が申請すれば貰えます。

少額払うだけで、交通機関をフルに活用して行動できる範囲が広がります。

そうなったら、夫婦してバスの乗り継ぎぶらり旅をしようと話していまして

今までと違った暮らし向きも出来るかも知れないと心待ちにしています。




腹の探り合いは如何に3

夫との腹の探り合いなんて、阿保らしい事を

続けています。

夫婦として暮らし始めてから、何度となく私の角が生えて

その度にどちらかともなく折れて鞘に収まって

何事も無かったかのように年を重ねてきたものだから

今更、夫婦喧嘩にもならないのですが、今回は

どうにも私の腹が治まらなくて、空笑顔が白々しい

会話をしています。

今日も、少々話す機会があって、私なりの思いを

告げたのですが、今度は夫が凹み始めました。

今、夫は サピエンス全史  という本に気持ちが

傾いていまして、えらく感動しているのですが

私にも内容に同調して欲しくて、読み聞かせをします。

聞けば、面白い内容だと思いはしますが、正直興味を

持つ部類の本ではありません。

とうとうと音読する夫に付き合って、感想を聞かれ

率直な意見を言うと、ものすごく意外な顔をする。

どうしてそう考えるの? わからないの? と。

どうして・・って。

考え方は一律では無い筈だし、夫婦といえど

感性が同じとは限らない。

夫が感動したからといって、私が同じように感動を

するのが当然と期待するのは、妙だと思うのですが。

じっくり捉えれば、理解の方向も変わることもあり、

同調出きる事も多分にあるかもしれないけれど

感動や理解を強制されても困るのですよね。

結婚した当初からなのですが、夫は自分が読んで

感銘を受けた本を私に読ませたがる傾向にありました。

絶対に為になるから・・と。

最初は哲学の本でした。心理学の本も含めて。

自分の生き方の向上に役に立つのだといいます。

私の生き方考え方は全てがマイナスでしかないと。

何時のことだったか、苦痛だからと断って

それからは強制されることもなくなっていたのですが

ここ数日、俄かに始まりだして、それも意気揚々と

本当に嬉しそうに私を前にして、本の概略を話します。

そして、音読し始めるのです。

真面目に耳を傾けて、私なりに応じてはいるのですが・・

先日以来の腹の治まらない不快さもあって

つい、強い反発を含んだ口調になったのかも

しれませんが、その後の夫のガッカリした様子に

胸がチクッと痛みました。

家に籠って出ない私の代わりに買い物に出てくれて

帰宅した後、疲れたといい、自室に入るなり

寝息を立て始めてしまいました。

夫は精神的に疲れると、際限なく眠ります。

なんだか、腹を立て続けるのが馬鹿馬鹿しくなってきました。

過ぎた日に、何を言ったとしても夫の腹には何もないのでしょうね。

随分、罪な事を言い、傷つく事も多々あるというのに

わかっているのか、いないのか・・

頼もしい人柄だし、優しさも思いやりも豊かだと思う。

私が多くを求めすぎていると考えることもある。

お前は何時だって自由なんだから・・と常に言う夫の

言葉をそのままに受けている私が甘いのか・。

日頃の感謝の気持ちを忘れた訳ではないのだから

私の方で、気持ちのリセットをするべきなんでしょうね。

おまじないの「けしごむ」を使うことにします。


















日向ぼっこ5

今日は暖かでした。

そこそこの時間に目覚めて、夫に、「おはよう!」の挨拶。

いつもの事なのですが、私の仕事始めはベランダの窓の

結露拭きなのですが、今朝は畳に染み出すほどに

なっていました。

で、何気なく「結露でびしょびしょだわ~!」と言ってしまったのですが

その時の夫の返事が、

「朝から愚痴かい!どうして前向きに考えられないんだ」と。

え~~・・愚痴になるの?前向きって何?

正直言って、夫は結露拭きなどしてくれた事がないのに言うの?

朝から言い争うつもりもないから、笑って済ましましたけどね。

ちょっとむかっ腹でした。

いつものように朝が過ぎて、お昼前に買い物兼ねて散歩。

昨日はリュックを背負って行かなかったので、しんどい思いを

しましたが、今日は大丈夫・・と言っても必要ない程の量ですが。

少々風が冷たい気もしましたが、青空が奇麗でお日様もいっぱいで

まぁ、気分転換になりました。

帰宅後は、夫は昼寝。

私は、夕方まで家事も済んでるし、ベランダで本を読むことに。

平岩弓枝さんの御宿かわせみシリーズを読み直しています。

少し眩しいのですが、鳥の声も聞こえますしね。

折り畳みの椅子とテーブルを広げて、背中に陽を浴びて

眠くなりそうな気持ちいい時間を過ごしました。


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